エゴグラムとは
エゴグラムはアメリカの心理学者であるJ・M・デュッセイが考案した性格分析表示です。
元になっているのは、E・バーンが開発した交流分析法(TA=トランザクション・アナリシス)というものです。
エゴグラムによる性格分析は、複雑な人間の心を5つの領域にわけ簡単なテストによって、その人がそれぞれの心の領域をどういう度合いでもっているかを調べます。
5つの心の柱のどれが強いか弱いかを割り出して、その人の性格を総合的に判断するのもです。
人間の性格を形成する5つの柱
■CP(Critical Parent)
理想や責任感をつかさどる部分。この部分が突出すると権力志向が強まり、シビアな性格に。
■NP(Nurturing Parent)
この部分は思いやりや同情心などをつかさどる。高すぎると過保護に、低いと薄情になる。
■A(Adult)
知性や理性をつかさどる部分。高すぎると自己中心的に。低すぎると、行き当たりバッタリに。
■FC(Free Child)
欲望や創造性の部分。高すぎると自由奔放に、低すぎるとシラケ人間になる。
■AC(Adapted Child)
この部分が高すぎると、言動にブレーキをかけすぎることになる。低すぎると、反抗的や独善的になる。